Pro toolsの1/2倍速再生についての考察
今回はAVID社 Pro toolsの1/2倍速再生についての考察していきます。
この機能私が知る限り、protoolsにしかついていないのではないかと思います。
他のDAWにもこの機能がついているものがあるのであれば教えていただきたいところです。
編集ウィンドウで普通にプレイバックする時はただスペースを押すだけで良いですが
シフトキーを押しながらスペースを押すことによって1/2倍速再生してくれます。
ただしテンポは半分になりますが1オクターブ低くなります。
使い道はそれぞれかと思いますが私は主にいろんな楽器のタイミング確認に使っています。
また場合によっては1オクターブ下がってはしまいますが歌やリード楽器のピッチ確認に使います。
基本的に通常のスピードで聞いて問題なければ良いでしょうが、たまに少し変わった角度から聞いてみたくなる興味本位でもあります。
変わった角度からミックスの確認と言えば、iZope社のozoneでも使用できるLチャンネル、Rチャンネルの左右入れ替え機能ですね。
ミックスがほぼ終わっていたずらに左右入れ替えてみるとパンの定位などで気づくことがたくさんあります。
他にも多角的にミックスを確認するためにはモニターヘッドフォンで確認したりスマホで確認、音量を大、小で確認してみたりといろんな術があります。
どんな環境化においても極力差が少ないミックスに仕上げることは大切ですね。
話はややそれましたがタイトルを回収するために結論としまして
使い道はそれぞれかと思いますが、多角的なミックスの確認をするための術の一つかと思います。
決定的な答えにはなりませんでしたが私は現状そのような考えを持っております。
写真は弊社エルトリズムでも使用している珍しいwinodowsのPro toolsショートカットキーボードです。